ダウン症について

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ダウン症について

突然ですが、自分はあるスポーツの選手活動をしていました。運動神経は人並み以上はあると思いますがアレルギー(中重度の喘息・アトピーなど)があり身体の内部が弱い・・これは言い方を変えると私の個性(特質)である言えます。さて、それと同様にダウン症を誰もが持ち合わせている一つの性格のような個性として考えて私は取り上げていこうと思います。

早速ですが、まずは多くのダウン症を知らない方のために・・・「ダウン症とは」です。21番染色体を1本余分に持って生まれることで発症する先天性疾患で「21トリソミー」とも呼ばれています。と言われてもピンとこないと思います。簡単に言うと細胞の中の情報が大多数の人よりほんの少し(染色体1本)だけ多く生まれてきているのです。それにより・・・を記事にします。

そのダウン症で特徴的な事と言えば身体的・精神的に発育が遅いことが挙げられます。特に鼻が低く、また細く釣り上がった目や短い首、小さい耳などは顔の骨の成長が遅い為、特有の顔つきになると考えられています。ダウン症が容姿から障害者として認識されているのはこのあたりが大きな理由です。しかし、街中で見かけても「あの方そうなのかな?」と普通に働かれていたりとわからない方々も大勢いらっしゃいます。

ダウン症には数種類の生まれ持って気を付けた方がよい未発達な部分もあります。

視力の特徴

例えば視力ほぼ100%、近視・遠視・乱視など、視力に矯正を要し生まれてくるそうです。もちろん矯正するので不自由もなく生活できます。

聴覚の特徴

ほかには聴覚についても発達により耳の穴が小さいので中耳炎のような事が多くみられます。それには鼓膜に通すチューブなどを装着して難聴を防ぎます。チューブについては成長とともに外せこちらも生活に問題もありません。

内臓の特徴

身体の内部の話ですが、まず、消化器系に閉鎖や鎖肛を持っている場合があります。そして、心臓にも未発達?がある場合もあり、いずれにせよ検査だけで済む場合と手術を必要とすることもあるそうです。これに関してはとてもゆっくり成長していくダウン症の方々には大変な特徴といえるでしょう。

運動能力について

成長と言えば運動能力についてですが、こちらは発育が遅いのもそうですが平衡感覚が取りづらいということが見受けられます。片足で立ったり、ジャンプしたりが難しそうです。足の速さなどは本当に少しずつですがしっかり成長していきます。しかし、「ダウン症」の特徴は未発達な部分だけではなく、ほぼ100%の方が感受性がとてもとても豊か人の気持ちを汲み取る能力にとても長けています。最近では絵画や書道などの美術的な要素を必要とする世界、そしてその人並み外れた感受性を活かし、映画界でも活躍する方が増えてきています。容姿から差別の対象になりやすいのですが、ダウン症のもつ特別な感受性や、気持ちをみ取る能力からみられる常に前向きであるという特徴は多くの人に理解してもらい活躍の場をさらに広げていってもらいたいです。

まとめとして
特徴については
1.染色体が1本多い
2.身体的・精神的な発育がゆったり
3.内臓などに疾患がある事がある
4.感受性がとても豊か
5.人の気持ちを汲み取る能力に秀でる
6.いつもポジティブ

ダウン症ゆったり成長していく個性で人とのコミュニケーションをもとに能力が引き出されるようです。しかし、まだまだそれが個性として理解が広まってはいないのが現状です。

 

日本ダウン症協会というものがあります。詳しくはリンクを貼っておきますのでこちらより


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